【読書が苦手】認知特性診断テストであなたを知ろう!視覚優位性と言語優位性と聴覚優位性

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「記憶力がなくて覚えられない。読書をしても内容が頭に入らない。人の話を理解するのが苦手」

私自身、読書は苦手、人の話を聴くのも苦手。「皆そうなのか?」と悩んでいました。しかし、それには明確な理由がありました。これを知ってから記憶の定着はもちろん、対人関係でもかなり役立っています。

【読書が苦手】認知特性診断テストであなたを知ろう!視覚優位性と言語優位性と聴覚優位性

この記事を読むといい人

  • 記憶力がなくて内容を忘れてしまう人
  • 読書をしても内容が頭に入らない人
  • 人の話を理解するのが苦手な人
  • 自分の認知特性から得意不得意を知りたい人

それでは記事の目次です。

記事の目次

  1. 認知特性について
  2. 認知特性は生きるヒント
  3. 認知特性と6つのタイプ
  4. あなたの認知特性を知ろう
  5. あなたの特性を活かそう

認知特性について

「認知特性」という概念を知っているだけで「なんで自分はできないんだ」という無駄な悩みが解消され、もっと生きやすくなります。それでは「認知特性」についてお伝えします。

認知特性とは?

認知特性とは「目で見る視覚」「耳で聴く聴覚」「鼻で嗅ぐ嗅覚」「味を感じる味覚」「接触を感じる触覚」の五感から得た情報を記憶したり、理解し表現する能力です。身近なもので言うと「目で見た情報を記憶し、それを友人に話す」という一連の流れです。それらはワーキングメモリという作業や動作を一時的に記憶、処理する場面で大きく影響します。そして集中力やコミュニケーション能力にも関わってきます。

認知特性について表した図

この『認知特性とは?』という文章で認知特性について理解できる人もいれば、理解しにくい人もいます。反対に、上の図だと理解しやすいという人もいます。コレが視覚優位者なのか言語優位者なのかという認知特性の違いです。

具体的には記憶力や集中力、コミュニケーションにも影響

認知特性は自分に合う特性を上手く使いこなすことで、集中力や記憶力の改善にも繋がり、友人や上司とのコミュニケーションでも重要な役割を担います。

こんな経験はありませんか?

本を読んでいても内容を忘れてしまう。それどころか集中して本を読むことができない。友人と話をしていても、内容を聞き流してしまっていたり。上司から言われたことに対して、的はずれな回答をしてしまう。

皆さんもこの様な経験があるのではないでしょうか。そんな自分を変えるために意識したり努力することも大切ですが、大きな原因は認知特性にあります。ですので、今の方法でミスを繰り返している場合は「自分に合わない方法」を使っているのかも知れません。

この章のまとめ

	
  • 「認知特性」とは五感から得た情報を記憶したり、理解し表現する能力
  • 人それぞれ、自分に合った認知特性がある
  • 認知特性は生きるヒント

    同じミスを繰り返してしまうのは「認知特性」が原因かも知れません。
    そして、そういった人は「自分の認知特性を知る」ことが今後の人生でも大切なポイントとなります。

    なぜかというと、苦手なことに真っ向から向き合う(努力や意識を強める)ことは「苦手なのに頑張る」という非合理的な行動だからです。反対に「得意なことを頑張る」方が圧倒的に理にかなっています。ポイントは「苦手なことを苦手と認識し解決策を知っている」ということです。

    例で「友人の話を忘れてしまうAさん」で紹介します。

    Aさんは写真やアートを好んでいたり、街で見る目印なども良く覚えていました。しかし、友人との会話があまり耳に入ってこず「興味がないのかな?」と悩んでいました。
    ここにも認知特性があります。そんなAさんは認知特性でいう「視覚優位者」でした。写真やアート、目印など視覚情報を認識し、記憶する処理は得意なのですが、視覚では認知できない会話は苦手だったのです。
    そんなときにAさんの人生のハードルを下げるのが「私は視覚では捉えられない情報への認知が弱い」という認識です。そして会話などの視覚情報が無いときには「会話を想像しながら聴く」ようにしました。すると今までは友人の話を忘れがちなAさんもしっかりと理解できるようになりました。
    

    この様に、自分の「苦手を認識」し「解決策を知る」ことで、より生きやすくなります。

    この章のまとめ

    	
  • 自分の認知特性を知っていることで生きやすくなる
  • 不得意な認知特性は認識し、対策できる
  • 得意な認知特性はもっと活かせる
  • 認知特性と6つのタイプ

    先程のAさんは見たものを認知するのが得意な「視覚優位者」でした。「視覚優位者」の他に「言語優位者」「聴覚優位者」と6つのタイプに分類されるので紹介します。
    それでは「視覚優位者」「言語優位者」「聴覚優位者」のタイプを具体的に解説していきます。

    タイプ①:視覚優位者

    写真タイプ

    写真や絵などを二次元で考えることができるタイプ。
    目で見たものをそのままの記憶することができ、見た情報を瞬時に処理できる。

    三次元映像タイプ

    写真タイプに時間軸が加わり、三次元で考えられるタイプ。
    旅先などで行った場所を順番に思い出せたり、映像として記憶したり処理することができる。

    タイプ②:言語優位者

    言語映像タイプ

    読んだり書いた文字や文章を映像化して考えるタイプ。
    文章を映像化して記憶でき、イメージと言語を結びつけることができる。

    言語抽象タイプ

    文字や文章を図式化して考えるタイプ。
    紙に書いてある文字や文章を目から記憶することができる。

    タイプ3③:聴覚優位者

    聴覚言語タイプ

    文字や文章を、音として耳から情報を入れて処理するタイプ。
    言葉を聴くことで記憶するのが得意。イメージより言語での思考処理が得意。

    言語&音タイプ

    音色や音階などの音楽的イメージを脳に入力するタイプ。
    聴覚言語タイプより、言語の無い、音階などをイメージしながら脳で処理できます。モノマネが得意だったり絶対音感な人。

    この章のまとめ

            
  • 3つの認知特性と6つのタイプ
  • タイプ①視覚優位者「写真タイプ」「三次元映像タイプ」
  • タイプ②言語優位者「言語映像タイプ」「言語抽象タイプ」
  • タイプ③聴覚優位者「聴覚言語タイプ」「言語&音タイプ」




  • あなたの認知特性を知ろう

    あなたの認知特性をしる診断テストがあります。
    このテストであなたの持つ認知特性の得意不得意を知りましょう。

    それでは実際にテストをしていきます。

    診断テストを実施

    今回は「あなたの才能が10分でわかる40問テスト」の
    著者、本田真美さんの診断ツールを使います。
    テストは5分程でできます。


    本田㊵式認知特性の診断テストはこちらから

    【参考】私の診断テスト結果

    私の場合はこの様な結果になりました。

    認知特性診断テスト結果

    上のグラフと下の紫色で囲まれた部分が私の結果です。

    ①写真タイプ(カメラタイプ)
    ②三次元映像タイプ(3Dタイプ)
    ③言語映像タイプ(映像化して思考するタイプ)
    ④言語抽象タイプ(頭の中で再現するタイプ)
    ⑤聴覚言語タイプ(耳から情報を入れて処理するタイプ)
    ⑥言語&音タイプ(音楽的イメージを脳に入力するタイプ)

    私の場合は
    「①写真タイプ」「②三次元映像タイプ」「③言語映像タイプ」「⑥言語&音タイプ」が一般レベル(15〜45)で、特に強い認知特性はないという結果になりました。また「④言語抽象タイプ」「⑤聴覚言語タイプ」では弱いレベル(〜14)という結果になります。
    
    この結果から、特質した認知特性は無し。画像など目で見たものを記憶、処理する能力、イメージする能力は一般的。文字や文章に関しては弱い認知特性ということが分かりました。通りで本を読んでも記憶できないわけだ...
    

    皆さんはどんな結果になりましたか?

    皆さんもぜひ試してみてください。自分でも思っていた結果にはなりましたが、腑に落ちるように自分の得意不得意を認識する事ができます。

    この章のまとめ

    	
  • 本田真美さんの診断ツールであなたの認知特性を知ろう
  • 認知特性を知って、あなたの得意不得意を活かそう
  • あなたの特性を活かそう

    今回の診断テストで洗い出された不得意には対策し、得意を活かしていきましょう。

    私の診断結果からみた苦手と得意

    認知特性診断テスト結果
    私の場合は
    「①写真タイプ」「②三次元映像タイプ」「③言語映像タイプ」「⑥言語&音タイプ」が一般レベル(15〜45)で、特に強い認知特性はないという結果になりました。また「④言語抽象タイプ」「⑤聴覚言語タイプ」では弱いレベル(〜14)という結果になります。
    
    この結果から、特質した認知特性は無し。画像など目で見たものを記憶、処理する能力、イメージする能力は一般的。文字や文章に関しては弱い認知特性ということが分かりました。通りで本を読んでも記憶できないわけだ...
    

    苦手を伸ばそうと頑張ることも大切ですが、認識することが最も大切です。
    そこから「苦手をどうすれば伸ばせるのか」「他の選択肢を考える」ことができます。例えば、文字や文章が苦手な私は、本を読んでも「記憶できない」という悩みから本が苦手でした。しかし、本から得られる知識は無限の可能性があることを知り、本を読み始めました。しかし続かない…

    そこで「本を読まない」と言う選択肢を取り入れ。オーディオブックを使い「耳から本を聴く」ことにしました。すると、今まで理解するのに苦しんだ読書を、取り入れることに成功しました。

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    集中力が続かない…

    勉強をやっていても集中力が続かない…そう悩む人は多いでしょう。それにも認知特性が関わってきます。
    例えば視覚優位者の私は、視界に色々なものが入ることで集中力が落ちます。そのため、視界に物を置いたり、気が散るものを置かないようにしています。反対に、多少の雑音は気にならないという特性があります。

    こういった得意不得意を知り対策することで、集中力やパフォーマンスの向上にもなります。

    集中力が続かない=何で原因かを知っていることもポイントです。
    お腹がいっぱいで眠いという内的要因は除き、外的要因を意識的に変えていきましょう。

    認知特性を意識して記憶力を上げる

    ここでは名刺交換で人の名前を覚える方法で紹介します。

    視覚優位者の場合

    視覚優位者は見たものを記憶するのが得意なので、名刺交換で名前を覚えたい場合は「相手の顔を強く記憶し、そこに名前を関連付ける」などが覚えやすいです。

    言語優位者の場合

    言語優位者は文字や文章などの言語を記憶するのが得意なので、名刺交換で名前を覚えたい場合は「相手の名前の由来や漢字の意味に紐付ける」などが覚えやすいです。

    聴覚優位者の場合

    聴覚優位者は声や音で記憶するのが得意なので、名刺交換で名前を覚えたい場合は「相手の名前を復唱してみたり、声のトーン」などが覚えやすいです。

    この様な場面でも、自分の得意な覚え方を認識していれば、記憶力アップにも繋げられます。

    社会で役立つ!2つの能力を伸ばせば評価されやすくなる

    認知特性の診断テストの結果から、あなたの中の上位2つの特性を伸ばせるとかなり評価されやすくなります。

    例えば、会社の上司に情報を伝える時、イメージはできているけど伝えられない...
    これだと、なかなか厳しそうですが、ここでしっかりと伝えられたら評価が上がるでしょう。
    
    この時に、イメージを言葉で伝えるのが苦手な人はイメージしていることを具体的に「イラストや図で伝える」方法をとればしっかり伝えられます。
    

    この様に、苦手ではない能力を2つ伸ばしておくと、仕事や人間関係、コミュニケーションでもかなり効果的です。

    この章のまとめ

    	
  • あなたの認知特性の得意不得意をしっかりと認識することが大切
  • 認知特性を活用するだけで記憶力アップ
  • あなたの得意な認知特性2つを磨こう
  • それでは最後に今回の記事をまとめていきます。

    最後にこの記事のまとめ

    	
  • 認知特性はあまり知られていないが、みんな認知特性を持っている
  • あなたの認知特性を知ることは生きる上でかなり重要
  • 認知特性診断テストであなたも知ろう
  • 診断結果から得意・不得意を認識しよう
  • 認知特性の得意は活かし、不得意は対策しよう
  • 認知特性は集中力や記憶力にも影響する
  • あなたの持つ認知特性を2つ磨いてレベルアップしよう
  • 読書が苦手だけど本を読んで勉強したい人にオススメ

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