【人生を夢中に】ミッションステートメントを作る。そして人生の終わりを思い描いて生きる

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世の中には沢山の人が居ます。最近、心に刺さった言葉を紹介します。

「死ぬことを考えないように今を生きる。」
「自分の終わりに向かって進んでいく。」

この2つは、堀江貴文さん前田裕二さんのお話をで共通した内容です。お二人は頭の中に「死に対する考え」を持ちながら生きているのだと知り、自分には無い感覚に心が揺さぶられました。

人生は最高の暇つぶし」。人生に与えられた時間は皆平等。いずれ訪れる死までの時間をどのように過ごすかは、人によって大きく違う。「好きなことをやりながら生きるのか?」「自分の幸せの価値観を知り、幸せを追い求めるのか?」「生きるために働くのか?」三者三様、正解はなく、好きなものを選べば良いのです。

それでは、あなたも自分の人生を夢中に生きませんか?

【人生を夢中に】ミッションステートメントを作る。そして人生の終わりを思い描いて生きる

この記事を読むといい人

  • 今の状況にどこか満足できていない人
  • 一度の人生を思い切り生きたい人
  • もっと自分に夢中になりたい人

それでは今回の記事の目次です。

記事の目次

  1. あなたは昨日今日と満足できていますか?
  2. ミッションステートメントは20代でやるべき
  3. ミッションステートメントのやり方
  4. あなたの大切にしている価値観は何ですか?
  5. 今日から自分をもっと大切にしましょう
  6. 今日からがスタートです

それでは入っていきます。

あなたは昨日今日と満足できていますか?

いきなりですが、昨日や今日、あなたは自分の思うような1日を送れていますか?

会社での過ごし方、家に帰ってからのプライベート時間、休日の過ごし方、それぞれのシーンであなたが追い求めているような1日を送れているでしょうか。

毎日、仕事では上司に注意され。家では何だか休めない。常に仕事が頭にある。

私自身、1年前までは同じように悩みながら過ごしていました。

会社での拘束時間は平均12時間

今はフリーランスとして個人で仕事をやっていますが、一年前までは企業で働いており、朝8時前に出社し会社を出るのは20時が平均でした。1日24時間という限られた時間の中で12時間は会社。残りの12時間も睡眠や食事などで自由な時間は3.4時間。

仕事も嫌いではなく、個人的には好きな仕事でしたが、「人生=会社で働いてお金をもらうこと?」と、どこか生きた心地がしない。これが社会人なのかと自分に問う毎日でした。そんな日々を送る中で、刺激的なことはあっても、今の生活に「満足」と声を大にして言うことはできませんでした。

10年後も20年後も同じように生活する未来なんて見えませんでした…

このままの人生では絶対に後悔する

このような生活を送る中で、自分のなかに強い気持ちが生まれました。「このままの自分だったら10年後、絶対に後悔する」。

時間も経てば、仕事に慣れたり、人間関係がより構築されたりなど、良い方向に進むかもしれません。ただ、未来の姿は、今の上司。

仕事面も考え方も素晴らしい上司ばかりでしたが、圧倒的に家族と過ごす時間が少なすぎる。そこまでして仕事をやるべきなのか。「好きなことをやるために、好きでないことをやる」とも言いますが、「好きなことだけやって生きれる」なら絶対に好きをとります。「石の上にも三年」と言いますが、「三年いたらプロになれるのでしょうか」。そんな周りの考え方や常識なんて、今の時代では古いのです。

「後悔したくない」ただそれだけ。

これは今まで20年間の人生をなんとなく生きていた事からの反動だと最近は思うのですが。

今まで、勉強でも部活でもコレと言った大きな結果も成果も出していません。そして、いま思うとコレという努力もしていません。ただ、大学の時に少し勇気を出してチャレンジしたことが、「チャレンジは怖くて勇気のいること」から「チャレンジに勇気はいるけど、自分を成長させ楽しいこと」に変わったのでした。

それはほんの小さなノリと勢いから始まりました。そこからマインドが大きく変わったことを覚えています。なんの取り柄も才能も無い人間が変わるのは「ほんの小さなノリと勢い」です。人はいつから、どのように変わるかは分かりません。今、頑張っている仕事や興味のあることに少し勇気を出して取り組んでみませんか?

この章のまとめ

  • あなたの心は「今の生活に満足できているか」
  • あなたは今の生活を続けても後悔はないか
  • あなたは自分に正直になれているか
  • 全てを変える第一歩は「小さなノリと勢い」
  • マインドを変えてみよう。「チャレンジは怖いこと。」ではなく「楽しいこと。自分を成長させること。」

私のように、日々の生活に満足できていないという人は

「ミッションステートメント」を試すことで、今、どこか虚しさを感じたり、充実感を得られない人生から脱却し、あなたの人生を生きるヒントが見つかります。





ミッションステートメントは20代でやるべき

はじめにミッションステートメントについて紹介します。

ミッションステートメントとは?

ミッションステートメントとは、企業理念や行動指針のことで、経営の理念実現に向けた判断基準となるものです。企業の意思決定の指標だけではなく、現代では顧客や社会に発信される企業イメージなどの戦略的なツールの役割も果たしています。

このミッションステートメントを個人の人生に適用した考えが、以下です。自分の働く意味や意義を見出すための重要な手法となる他、自分自身の人生をより良く送る上での重要な指針にもなります。(『7つの習慣 人格主義の回復』の著者であるスティーブン・R・コヴィー博士提唱)

このようにミッションステートメントは自分の中で人生の軸を作るとても重要なツールです。20代の若いうちに作っておくと効果的です。

ミッションステートメントの役割は?

ミッションステートメントの役割は、企業の未来を左右する重要な経営判断では、業績、株主の意向などをで判断されます。しかし、いくら数値化し、意見を汲み取ったとしても100%成功するという保証がない難しい状況下で、最終的な判断の主軸となるのがミッションステートメントです。自社が掲げるミッションステートメントがあるからこそ、重要な決断をすることが可能です。

ミッションステートメント(企業理念)の例

例を紹介します。

ユニクロを経営するファーストリテイリング

「服を変え、常識を変え、世界を変えていく」

アウトドア用品を扱うパタゴニア

「私たちは、故郷である地球を救うためにビジネスを営む。」
「従来のやり方にとらわれない 私たちの成功、そして楽しみの多くは、新しい方法を開拓することにあります。」

コーヒーショップのスターバックス

「人々の心を豊かで活力あるものにするためにーひとりのお客様、一杯のコーヒー、そしてひとつのコミュニティから」

このように、企業で各々が掲げるミッションステートメントがあります。

その企業が自分たちの持つ価値観考え方を基準にビジネスを行うように、それは個人でも同じことが言えます。

今回は、ミッションステートメントを個人のバージョンでやっていきます。
初めに、具体例を紹介します。

ある経営幹部のミッションステートメント
私のミッション(使命)は、誠実に生きて人の役に立つことである。
このミッションを達成するために、私は次のことを決心している。

私は豊かな愛を持つ―どういう状況におかれようとも、個々人のニーズを理解し、その人を愛するように努める。

私は犠牲を惜しまない―このミッションを達成するために、私は、自分の時間、才能、持っているすべてを捧げる用意がある。

私は人に希望を与える―人は皆、慈しみ深い神の子供であり、すべての試練は乗り越えられるということを、私は模範となり周りの人々に教える。

私はインパクトを与える―行動することで、周りの人の生活にインパクトを与える。(以下略)

― 『七つの習慣』(スティーブン・R・コヴィー 著)より -

どこかの企業の理念のような勢いですが、こんなに素晴らしいものを作る必要はなく、あなた自身が自分の事を深く知る機会とし、自分の理想に近づけるタイミングとなれば大成功です。

この章のまとめ

  • ミッションステートメントは20代の早いうちにやるべき
  • ミッションステートメントで自分の働く意味を見出すための重要な手法であり、自分自身の人生をより良く送る上での重要な指針となる
  • ミッションステートメントで本当の自分を知ろう

ミッションステートメントのやり方

それでは、あなただけにしかないのミッションステートメントを作っていきましょう。

ミッションステートメントはあなたの人生を作る軸

人生には楽しいときも苦しいときもあります。そんな時に自分の中でぶれない軸を持っていれば、乗り越えることができます。そして、自分が取るべき行動を選択することが可能です。

ミッションステートメントから、あなたの幸せの尺度を見つけることができ、あなたのマインドにも変化があると思います。日々の中で本当の自分を追い求める毎日が始まります。今ある虚しさの毎日とはおさらばです。

ミッションステートメントはエンジンになる

あなたのエンジンを作り出す。あなたの人生を通して、どのような生き方をしたいのかが明確になります。何のために仕事をし、家族友人、大切な人との時間を過ごし、趣味を楽しむのか。その行動の目的が明確になります。

こうして、忙しい日々の生活の中でも、自分にとって何が最も重要なのかという優先順位を教えてくれるのです。そして、あなたの「こうなりたい」という理想の姿に向けて、日々楽しみながら行動していくのみです。

それでは、あなたのこれからを生きるヒントを探していきましょう。

ミッションステートメントの作成手順

  • ステップ1 週に一度「何事にも変えられない自分だけの時間を作る」
  • ステップ2 自分の大切にしている価値観を洗い出す
  • ステップ3 役割ごとの目標を考える
  • ステップ4 ミッションステートメントを大切にする

ステップ1 週に一度「何事にも変えられない自分だけの時間を作る」

ミッションステートメントはあなたの人生の軸を作るとても大切な行動です。1日で簡単に作る物ではなく、定期的に実施することで、より深堀ることができ、軸と土台が形成されます。

そのために、週に一度「1〜2時間」ミッションステートメントを考える自分だけの時間を作ってください。自分の人生を幸せにする為の第一歩なので、習慣的に行いましょう。

私の場合は週末の仕事を終え、スイッチの切り替えも兼ねて、金曜日の仕事終わりか土曜日の朝9時から行う。と決めています。確実に出来るよう、絶対に出来る時間の候補をだしたり、開始時間を決めることがポイントです。

ステップ2 自分の大切にしている価値観を洗い出す

週に一度、ミッションステートメントを考える時間を確保できたら、次に「自分の大切にしている価値観を洗い出し」ていきます。それでは実際に紙とペンを用意して始めていきましょう。

①自分のお葬式での弔事を思い浮かべるか

自分のお葬式で、家族友人、同僚からどのような言葉を投げかけてほしいか想像してみてください。

「お前は、ほんと友達想いで、自分のことを考えていてくれた…」
「お前は、家族想いで、仕事を終えたら一直線に帰り家族との時間をを大切にしていた…」
「お前は、自分のやりたいことをやり通す人間だった…」
「お前は、頑固だったけど、それでも自分をと通していたな…」など

あなただったらどのように思われたいですか?家族友人などパターンに分けてメモしていきましょう。

②寿命が残り1年だったら何をするか?

あなたが病にかかり、先が無いとしましょう。もっとこんな事がしたかったこんな風に生きたかった。と想うでしょう。仮に余命が365日だとしたら誰と何をしてどのように過ごしますか?

「もっと家族と沢山でかけたり、イベントを楽しんで思い出を作りたい」
「自分の心に正直に、やりたいことを本気でやりたい」
「いままで関わってきてくれた人に感謝を伝えたい」
「自分の行動から周りの人を少しでも幸せにしたい」など

時間が有限というのを人は忘れがちです。時間への意識は、自ら意識しなければなりません。ここから洗い出された内容は、心の中で想う本当にあなたがやりたいことです。

あなたにとって本当に大切な人が誰で、その人たちの前で自分がどんな人間でありたいかが分かってきます。

③自分が尊敬する人を3人あげる。その人たちのどこを尊敬しているのか考える

あなたがその人を尊敬しているのには理由があります。多くの場合は、あなた自身が憧れからきます。例えば、価値観や生き方、考え方など、自分の理想とする姿をを体現しています。

「野口英雄/自分の命を犠牲にしても黄熱病の解明に没頭する。」
「母親/活力がすごい。」
「前田裕二/自分の生きる意味に共感と尊敬。」など

それでは尊敬する人を1人ずつ、心に尋ねてみてください。(理論的な尊敬ではなく、心に思い浮かぶ素直な気持ちに意識を向けてください。

そして①~③の結果を総合してみます。
その人たちの共通点や特徴からあなたが大切にしている価値観が見えてきます。

注意点:価値観は身勝手なものではいけません。
価値観の方向性がが狂っていると、場合によっては大きく方向を間違えてしまいます。
あなたの思い浮かべた価値観が「自分の幸せ」や「家族の幸せ」「周りとの幸せ」と近しいものなのか想像してみてください。

それによって、「そこか虚しさを感じる生活」から、あなたの軸を決める価値観が分かり「満足できる人生」を進む指針になります。

ステップ3 役割ごとの目標を考える

あなたが20代の男性を前提に考えます。

両親から見ると「あなたは息子」。祖父母から見ると「あなたは孫」。友人から見ると「あなたは友人」。恋愛から見ると「あなたは彼氏」。上司から見ると「あなたは部下」。同僚から見ると「あなたは仲間でありライバル」。

これら役割から見た、役割ごとのあなたの「ありたい姿」「理想像」を目標として設定してください。

「両親とは、なんでも話せるような関係」「友人とはギブ&ギブの関係」など

この目標を設定することで、あなたの価値観・行動が具体化され、自分の中での判断や行動に磨きがかかり、生きやすくもなります。

ステップ4 ミッションステートメントを大切にする

最後に、このミッションステートメントから洗い出された価値観はあなたのこれからを大きく変える材料です。日頃から意識することで、あなたを幸せに導く材料となります。その意識が徐々に習慣となり、あなたの当たり前となります。

これはマザーテレサが残した言葉です。
思考に気をつけなさい、
それはいつか言葉になるから。

言葉に気をつけなさい、
それはいつか行動になるから。

行動に気をつけなさい、
それはいつか習慣になるから。

習慣に気をつけなさい、
それはいつか性格になるから。

性格に気をつけなさい、
それはいつか運命になるから。

あなたの幸せの価値観を習慣的に取り入れる人生=あなたは幸せに満ちた毎日

家族や友人との約束を守れる人は沢山いても、自分自身との約束は守れていますか?
ミッションステートメントからあなたのこれからを変える約束をしてみましょう。

「大切な価値観を習慣化する」オススメの方法

紙に書き出す。絵手帳に書いておく。
いつも見るスマホやデスクトップの背景画面に設定。

この章のまとめ

  • 週に一度「1〜2時間」ミッションステートメントを考える時間を作る
  • 自分の価値観を洗い出す方法は「①自分のお葬式での弔事を思い浮かべるか」「②寿命が残り1年だったら何をするか?」「③自分が尊敬する人を3人あげる。その人たちのどこを尊敬しているのか考える」をメモ書きする。
  • 役割ごとの目標を考えることで、あなたの価値観・行動が具体化され、自分の中での判断や行動に磨きがかかり、生きやすくもなります。
  • 価値観を習慣的に意識することで人生は変わる
  • ミッションステートメントを大切にする=あなたのこれからを真剣に考える。





あなたの大切にしている価値観は何ですか?


それでは、ミッションステートメントから洗い出された価値観をまとめていきましょう。

ミッションステートメントから導き出された「あなたの大切にしている価値観や考え方」は何でしたか?

そして幸せになるために必要な行動は分かりましたか?

このミッションステートメントを1週間ごとに行っていくことで、より具体化されていきます。そして、自分の中の思考が徐々に変わり、それはいつか性格となり、人生の方向を決めてくれます。

今日から自分をもっと大切にしましょう

週に一度は何事にも変えられない、あなたの人生を考える大切な時間を持つことから初めましょう。

短期的に考え、行動した目標はズレや思考の固執の原因にもなります。長期的に考えながら行動し、習慣的に行うことで、真髄がより明確化します。

あなたの人生の主役はあなた以外にいません。自分の人生どうするかもあなた次第です。

今日からがスタートです

小さな成功体験を積んでいくことで「自分にもできる!」という勇気を持つことに繋がります。勇気を持つことは自分で自分の背中を押すことになり勇気は行動へと変化します。小さなことから目標を設定し、チャレンジしていきましょう。

それでは、まとめです。

最後にこの記事を通して

仕事もプライベートも今の人生に満足できない人は、あなたの「ミッションステートメント」やってみましょう。
死ぬ時にあなたはどんな人間でいたいですか?

ミッションステートメントからあなたの大切にしている価値観を知りましょう。
あなたの大切にしている価値観が分かったら、それを叶える行動をとっていきましょう。
行動は今日からがスタートです。時間は有限、今からやらなければいつやりますか。

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